うり‐もんく【売(り)文句】
商品の特長や利点を並べて、客に買う気を起こさせるような言葉。
おとこ‐の‐せっく【男の節句】
5月5日の端午の節句のこと。
おどし‐もんく【脅し文句】
人をこわがらせる言葉。「—を並べる」
おもて‐はっく【表八句】
百韻または五十韻の連歌・連句で、懐紙の1枚目の表に書く8句。
おり‐く【折句】
短歌・俳句・川柳などの各句の初めに、物の名や地名などを1字ずつ置いて詠んだもの。「かきつばた」の5字を「から衣きつつなれにしつましあればはるばる来ぬるたびをしぞ思ふ」〈伊勢・九〉と詠み込む類。→...
おんな‐の‐せっく【女の節句】
3月3日の上巳(じょうし)の節句(雛祭(ひなまつ)り)のこと。
か‐く【佳句】
1 詩歌の、よい文句。 2 すぐれた俳句。
かさね‐く【重ね句】
1首の和歌に、同じ語句、または同音の語句を重ねて用いること。「足引の山の山鳥もる山も」の「山」の類。
かざし‐もんく【翳し文句】
謡曲の文句の中に忌みはばかるものがあるとき、その部分を他の文句にかえて謡うこと。また、その文句。祝言などで「高砂やこの浦舟に帆をあげて月もろともに出(い)で潮の」の「出で潮の」の部分を「入り潮の...
かたり‐く【語り句】
1 平曲で、節をつけずに素声(しらごえ)で語る部分。⇔引き句。 2 語りぐさ。「さあ、末代までの—に」〈浄・用明天王〉