つじ‐うら【辻占】
1 黄楊(つげ)の櫛(くし)を持ち、道の辻に立って、最初に通る人の言葉を聞き吉凶を判断する占い。道占。道行き占。 2 偶然出あった物事を手がかりとして吉凶を判断すること。「—がよい」 3 吉凶を...
つたえ‐き・く【伝え聞く】
[動カ五(四)] 1 人づてに聞く。うわさに聞く。「—・くところによると」 2 昔からの言い伝えとして聞く。昔のことを語るときの慣用句として、話の冒頭に用いられた。「—・く、かの一行(いちぎゃう...
つづしり‐うた【嘰り歌】
1、2句ずつ切れ切れに歌うこと。また、その歌。「御—のいとをかしきに」〈源・末摘花〉
つまぎ【妻木】
松瀬青々の個人句集。明治37年(1904)から明治39年(1906)にかけて、冬、新年および春、夏、秋の4分冊で刊行。
つゆだんだん【露団々】
幸田露伴の処女小説。明治22年(1889)「都の花」誌に発表した短編作品。 山口青邨の自選句集。昭和21年(1946)刊行。
つら・ねる【連ねる/列ねる】
[動ナ下一][文]つら・ぬ[ナ下二] 1 1列に、また順番に並べる。「軒を—・ねる家々」「翼を—・ねて飛ぶ」 2 関係者の一人として仲間に入る。その団体の一員として加わる。「名簿に名を—・ねる」...
つるのめ【鶴の眼】
石田波郷の俳句集。昭和14年(1939)刊行。
ティー‐エム【TM】
《transcendental meditation》超越瞑想。目をつぶり体を楽にして座り、簡単な文句を心の中で唱える瞑想法。1958年インド人のマハリシュ=マヘーシュ=ヨーギーが紹介。
ていけい‐し【定型詩】
伝統的に、詩句の数や配列順序に一定の形式をもっている詩。漢詩の五言・七言の絶句や律詩、西洋のソネット、日本の短歌・俳句など。→自由詩 →不定型詩
ていこくしゅう【汀子句集】
稲畑汀子の第一句集。昭和51年(1976)刊行。