ふう‐りゅう【風流】
[名・形動] 1 上品な趣があること。みやびやかなこと。また、そのさま。風雅。「—な庭」 2 世俗から離れて、詩歌・書画など趣味の道に遊ぶこと。「—を解する」 3 「ふりゅう(風流)2」に同じ。...
ふう‐りん‐か‐ざん【風林火山】
武田信玄の軍旗に書かれた「孫子」の句「疾(はや)きこと風の如く、徐(しず)かなること林の如く、侵(おか)し掠(かす)めること火の如く、動かざること山の如し」の略。また、その軍旗の称。
ふき‐ながし【吹(き)流し】
1 旗の一種。何枚かの細長い布を半円形または円形の輪に取り付け、長い竿の先端につけて立て、風になびかせたもの。特に、円形の輪に取り付けたものを吹き貫(ぬき)という。戦国時代末期から軍陣で用いられ...
ふくろ‐まわし【袋回し】
俳諧の運座の方法の一。一定の題を状袋に入れて各人に配り、各人は1句を小短冊に書いて袋に入れ、右隣の人に回していくもの。→膝(ひざ)回し
ふげん‐じっこう【不言実行】
文句や理屈を言わずに、黙ってなすべきことを実行すること。「—の人」「—の時だ」
ふ‐さく【斧鑿】
1 おのとのみ。また、それで細工すること。 2 詩文などに技巧を凝らすこと。「其句の巧妙にして—の痕を留めず」〈子規・俳人蕪村〉
ふし‐もの【賦し物】
連歌・俳諧で、物の名を句の中に分けて詠み込むもの。のちには発句に限られた。
ふたこと‐め【二言目】
何か言ったあと、口癖やきまり文句のように続く言葉。「—には昔はよかったと言いだす」
ふつわ‐じてん【仏和辞典】
フランス語の単語・熟語・句などに、日本語で訳や説明をつけた辞典。
ふで‐く【筆句】
《作者の名の上に「筆」または「フ」と書くところから》他人が代作した句。