かいてい【海程】
日本の俳句雑誌。昭和37年(1962)4月、同人誌として創刊。昭和60年(1985)以降、金子兜太の主宰誌となる。創刊当初の参加者は金子のほか、出澤珊太郎、堀葦男など。平成30年(2018)7月...
かい‐ぶん【回文/廻文】
1 複数の人に順に回して知らせるようにした手紙や通知。回状。まわしぶみ。かいもん。 2 和歌・俳諧などで、上から読んでも下から逆に読んでも同じ音になるように作ってある文句。「たけやぶやけた」の類...
かえし‐うた【返し歌】
1 贈られた歌に答えて詠む歌。返しの歌。返歌(へんか)。かえし。⇔懸け歌。 2 長歌に添えた短歌。反歌(はんか)。 3 神楽歌(かぐらうた)や東遊(あずまあそ)びで、歌を二段に分けて歌うとき、前...
かかいしょう【河海抄】
南北朝時代の源氏物語の注釈書。20巻。四辻善成(よつつじよしなり)著。貞治6年(1367)ごろ成立。語句の解釈を重点とし、自説を示したもの。初期の源氏物語研究の集大成。
かかり‐うけ【係(り)受け】
文章中で、係る語句と受ける語句。たとえば、主語と述語、修飾語と被修飾語は係り受けの関係にある。→かかる25 →うける9
かき‐ことば【書(き)言葉】
日常会話ではあまり使われず、主として文章を書くときに使われる語句・語法。文章語。文字言語。⇔話し言葉。
かき‐ぞめ【書(き)初め】
新年になって、初めて毛筆で文字を書くこと。昔から1月2日に行われ、めでたい詩・歌・句などを書く。吉書初(きっしょはじ)め。筆始(ふではじ)め。試筆。《季 新年》
かき‐つら・ねる【書(き)連ねる】
[動ナ下一][文]かきつら・ぬ[ナ下二] 1 並べて書く。「出席者を—・ねる」 2 長々と書く。「うらみ文句を—・ねる」
かき‐とめ【書(き)止め】
文書の末尾に書く語句。書状では「恐々謹言」「謹言」、下文(くだしぶみ)では「以下(もってくだす)」など、文書の様式によってだいたい決まっている。
かき‐とり【書(き)取り】
1 書きとること。また、その文書。 2 ㋐読み上げられた語句・文章をそのとおりに正しく書き写すこと。 ㋑仮名書きで示されたものを漢字で正しく書くこと。「漢字の—」