きき‐かた【聞(き)方/聴(き)方】
1 話を聞いたり、人にものを尋ねたりするときの方法や態度。「—が悪い」 2 国語教育の一分野。話を聞いて正しく理解する方法や態度の教育。聞くこと。 3 聞く側。聞き手。「—に回る」 4 連句・香...
きき‐はず・す【聞(き)外す】
[動サ五(四)] 1 聞き落とす。聞き漏らす。「一句でも巫女(くちよせ)のいうことを—・すまいとして」〈長塚・土〉 2 途中で、聞くのをやめる。「玉を二度取り返したといふはなし—・して胸ぐら取り...
き‐く【奇句】
人が言い及ばないような奇抜な句。
き‐く【起句】
1 漢詩の第1句。特に、絶句の第1句。起(き)。→起承転結(きしょうてんけつ) 2 詩文の書き出しの句。
きくか‐しゅ【菊花酒】
中国で、菊の花・茎・葉と黍(きび)・米とを混ぜて醸造した酒。9月9日の重陽の節句に用いる。きっかしゅ。
きく‐ざけ【菊酒】
1 菊の花を浸した酒。また、重陽(ちょうよう)の節句(9月9日)に飲む酒。菊の酒。菊花の酒。《季 秋》 2 みりんの一種。菊の花を煮付けた汁を用いて造ったもので、肥後や加賀の名産。菊の酒。
きく‐の‐えん【菊の宴】
陰暦9月9日、重陽(ちょうよう)の節句の日に宮中で催された観菊の宴。菊の節会(せちえ)。重陽の宴。菊花の宴。菊水の宴。
きく‐の‐きせわた【菊の被せ綿】
陰暦9月9日、重陽(ちょうよう)の節句に行われた慣習。前夜、菊の花に霜よけの綿をかぶせ、その露と香りを移しとって、翌朝その綿でからだをなでると、長寿を得るといわれた。きせわた。きくわた。《季 秋》
きく‐の‐せっく【菊の節句】
五節句の一。陰暦9月9日の節句。重陽(ちょうよう)の節句。《季 秋》
きく‐びな【菊雛】
菊の節句に飾る雛人形。後(のち)の雛。《季 秋》