しゅ‐かく【主格】
文法で、文や句の中で名詞・代名詞などが述語に対して、その作用・性状の本体を表しているときの語格。現代日本語ではふつう、助詞「が」が主格を示すのに用いられる。
しゅ‐こう【趣向】
[名](スル) 1 おもむき。意向。趣意。「いつもとは—の異なるパーティー」 2 味わいやおもしろみが出るように工夫すること。また、その工夫。「—を凝(こ)らす」「夫れから袴の股立を取て進退に都...
しゅ‐だい【首題】
1 文書などの初めに書いてある題目。 2 経典の初めに書かれた語句。経の題名。首題名字(しゅだいみょうじ)。
しゅちゅうか【酒中花】
石田波郷の第7句集。昭和43年(1968)刊。第19回芸術選奨文部大臣賞を受賞。石田没後の昭和45年(1970)には、遺族によって編まれた第8句集「酒中花以後」が刊行されている。
しゅっ‐てん【出典】
故事・成語、引用文、また引用された語句などの出所である書物。典拠。「—をさがす」「—を明示する」
しゅ‐ひつ【執筆】
1 公文書類の記録役。書き手。書記。 2 叙位・除目(じもく)を執り行い、記録する役。 3 鎌倉幕府の訴訟機関である引付(ひきつけ)で、判決書などの文書の起草・作成をつかさどった役。執筆奉行。 ...
しゅ‐もう【朱蒙】
高句麗(こうくり)の始祖とされる王。
しゅゆ‐せつ【茱萸節】
陰暦9月9日の節句。中国では昔、この日に茱萸の実を袋に入れて山に登り、茱萸の実を頭にさして、菊花酒を飲み、邪気を払ったという。
しゅ‐りょう【朱料】
俳諧の宗匠が、門人の句に点をつけて受け取る礼金。点料。
しゅんかしゅうとう【春夏秋冬】
正岡子規を中心とする日本派の代表的句集。4冊。明治34年(1901)子規編の春の部を発刊。夏の部以下は、明治36年(1903)までに高浜虚子・河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)共編で刊。