き‐ろく【記録】
[名](スル) 1 将来のために物事を書きしるしておくこと。また、その書いたもの。現在では、文字に限らず、映像や音声、それらのデジタルデータも含んでいう。「—に残す」「実験の—」「議事を—する」...
けんないき【建内記】
室町中期の公卿、万里小路時房(までのこうじときふさ)(1394〜1457)の日記。応永21〜康正元年(1414〜55)の部分が現存。欠落も多いが、土一揆など当時の社会の状況を知る重要史料。建聖院...
ゲルマニア【(ラテン)Germania】
古代ヨーロッパの地名。東はウィスワ川、西はライン川、南はドナウ川、北はバルト海に囲まれた地域をさし、ゲルマン民族が居住した。 古代ローマの歴史家タキトゥスの著作。全46章。後100年ごろ完成...
こ‐きろく【古記録】
特定の相手なしに書かれた、比較的古い時代の史料となる記録。特に、公私の日記類。→古文書
コパカバーナ‐ようさい【コパカバーナ要塞】
《Forte de Copacabana》ブラジル南東部の都市リオデジャネイロにある要塞。市街南部、コパカバーナ海岸の南の岬に位置する。1914年に建造。ドイツ製の大砲が残る。政治犯の収容所など...
ごんき【権記】
平安中期、権大納言藤原行成の日記。正暦2年(991)から寛弘8年(1011)までの分が残っているが、ほかに若干の逸文がある。藤原道長時代の史料として重要。行成卿記。
さっかいき【薩戒記】
室町時代の公卿中山定親の日記。応永25年(1418)から嘉吉3年(1443)までの日記と、永享元年(1429)までの目録・部類記などからなる。室町中期の政治・経済史を知る重要史料。
しゅうし‐きょく【修史局】
東京大学史料編纂所の、明治8年(1875)から明治10年(1877)までの称。
しょう‐き【掌記】
1 事務の記録や文書の作成にあたること。また、その役。右筆(ゆうひつ)。書記。 2 明治初期に設けられた修史館の職員。史料の収集・分類や図書の管理などをつかさどった判任官。
しょうゆうき【小右記】
平安中期の公卿、小野宮右大臣藤原実資(ふじわらのさねすけ)の日記。天元元年(978)から長元5年(1032)にかけての、藤原氏最盛期の政治・社会・儀式などを記述。当時の宮廷の実情を知るための重要...