へいあんちょうぶんがくし【平安朝文学史】
東京堂発行の「日本文学全史」の平安時代部分。国文学者、五十嵐力が執筆を担当。昭和12年(1937)に上巻、14年(1939)に下巻を刊行した。
へんねん‐し【編年史】
編年体で書かれた歴史。
ほうせい‐し【法制史】
法制の歴史。また、それを研究する学問。
ほくし【北史】
中国の二十四史の一。唐の李延寿撰。659年成立。北朝の魏・斉・周・隋の歴史を一つにまとめたもので、公正・詳密な記述で史料的価値が高い。本紀12巻、列伝88巻の全100巻。→南史
ポールロワイヤルし【ポールロワイヤル史】
《原題、(フランス)Port-Royal》サントブーブの著作。1840年から1859年にかけて発表。ジャンセニズムの本拠地として知られるポールロワイヤル修道院の歴史を中心に、17世紀の思想・文学...
みんし【明史】
中国の二十四史の一。明代の歴史を記したもので、清の世宗の勅命により、張廷玉らが「明史稿」を原本にして撰。60年を費し、1739年成立。本紀24巻、志75巻、表13巻、列伝220巻、目録4巻の全3...
めいじたいしょうしし【明治大正詩史】
日夏耿之介(ひなつこうのすけ)による詩論。昭和4年(1929)、上下2巻と索引巻を刊行。
めいじたいしょうぶんがくし【明治大正文学史】
吉田精一の著作。小説・詩歌・戯曲などさまざまな切り口から明治から大正にかけての日本文学史を論じる。昭和16年(1941)武蔵野書院より刊行。昭和32年(1957)刊行の山田書院版では「近代日本文...
ものがたりせんごぶんがくし【物語戦後文学史】
本多秋五による戦後の日本文学史。書評新聞「週刊読書人」に昭和33年(1958)から昭和38年(1963)にかけて連載。単行本は昭和35年(1960)から昭和40年(1965)にかけて、正、続、完...
もんだい‐し【問題史】
歴史研究・叙述の方法の一。歴史的事象の特定の側面を取り上げて、その歴史的変化を追究するもの。