出典:gooニュース
難聴女児の「逸失利益」は健常者と同額 大阪高裁判決が確定
聴覚障害がある女児(当時11歳)が7年前、重機にはねられ死亡した事故を巡り、将来得られたはずの収入「逸失利益」の算定が争われた訴訟で、健常者と同額の支払いを認めた大阪高裁判決が5日、確定した。期限の4日までに双方が最高裁に上告しなかった。 女児は井出安優香(あゆか)さん。両親ら原告側によると、同額とする司法判断は初めてという。
逸失利益は「健常者と同額」とした判決確定 聴覚障害児めぐる訴訟
大阪市生野区で2018年、聴覚支援学校に通う井出安優香(あゆか)さん(当時11)が重機にはねられ死亡した事故で、将来得られたはずの逸失利益について「健常者と同額」と認めた大阪高裁判決が確定した。期限の4日までに被告の運転手側が上告しなかった。障害児の逸失利益を減額しない司法判断は初とみられる。 弁護団は5日、声明を出した。
聴覚障害児事故 「健常者と同額」 損害賠償で判決
大阪高裁は健常者と同額とする判断を示しました 2018年に大阪市生野区で歩道を暴走してきた重機にはねられて亡くなった井出安優香さん(当時11)。生まれつき聴覚に障害がありました。
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