か‐きん【瑕瑾/瑕釁】
1 きず。特に、全体としてすぐれている中にあって惜しむべき小さな傷。また、短所。欠点。「わずかな—もない」 2 恥。辱め。名折れ。「仕損じては一門の—になるべく候ふ間」〈義経記・六〉 [補説]「...
けがれ【汚れ/穢れ】
1 けがれること。清潔さ、純粋さなどを失うこと。また、失われていること。「—を知らない子供たち」 2 不名誉であること。名折れ。「家名の—」 3 死・出産・月経などの際に生じるとされる不浄。この...
けつか・る
[動ラ五(四)] 1 「居る」「ある」などのぞんざいな言い方。人の動作を卑しめていう。いやがる。「おいらが仲間におのれがやうな奴が—・るが、唐人組の名折れぢゃ」〈伎・韓人漢文〉 2 (補助動詞)...
スティグマ【stigma】
恥辱。汚名。負の印。名折れ。烙印(らくいん)。
な‐おり【名折り】
「名折れ」に同じ。「むなしく鎌倉へとられん事は、寺中坊中の—」〈曽我・一〇〉
ふ‐めいよ【不名誉】
[名・形動]名誉を傷つけること。また、そのさま。名折れ。不面目。「—な記録」
ぶ‐もん【武門】
武士の家筋。武家。「—の名折れ」