かたち【形/容】
1 見たり触れたりしてとらえることができる、物の姿・格好。物体の外形。「山の美しい—」「影も—も見えない」 2 ㋐まとまり整った状態をもって表にあらわれた、物事の姿。形態。「合議制の—をとる」「...
かんじん‐こうぎょう【勧進興行】
勧進2のために、または、それを名目に行われる興行。田楽・猿楽・相撲・歌舞伎などがあった。
かんじん‐ずもう【勧進相撲】
勧進2のために、または、それを名目に営利目的で興行する相撲。「—の銀本(かねもと)、奉加帳(ほうがちゃう)の肝入(きもいり)」〈浮・永代蔵・三〉 [補説]江戸初期から行われ、のちには木戸銭を取っ...
かんじん‐のう【勧進能】
1 勧進2のために公儀の許可を得て興行する能。のちには、それを名目に営利興行した。 2 江戸時代、観世大夫が一代に一度だけ幕府の許可を得て催した特別な興行。一世一代勧進能。一代能。御免能。
かんじん‐よみ【勧進読み】
勧進のために、または、それを名目に軍記などを読み聞かせ、金銭を請うこと。また、その人。「神田の筋違橋にて太平記の—」〈浮・永代蔵・五〉
かん‐ばん【看板】
1 ㋐商店などで、宣伝のために屋号、扱う商品、うたい文句などを書いて人目につく所に掲げておく板状のもの。 ㋑劇場・映画館などで、出し物・俳優名などを書いて入り口に掲げる板。 2 世間に信用のある...
きぎょう‐ぶっかしすう【企業物価指数】
企業間で取引される財(商品)の価格の変動を示す指数。国内企業物価指数・輸出物価指数・輸入物価指数で構成され、日本銀行が月次で公表している。企業向けサービス価格指数がサービスを対象とするのに対し、...
きぎょうむけサービスかかく‐しすう【企業向けサービス価格指数】
企業間で取引されるサービスの価格の変動を示す指数。日本銀行が月次で公表している。企業物価指数が商品を対象とするのに対し、企業向けサービス価格指数は金融・保険・不動産賃貸・運輸・情報通信・広告・リ...
きゅうしゅう‐たんだい【九州探題】
室町幕府の職名。足利尊氏(あしかがたかうじ)が鎌倉時代の鎮西(ちんぜい)探題にならい、九州統轄のために置いたもの。応仁の乱以後は名目だけになった。
きょ‐い【虚位】
1 空席となっている地位。空位。 2 実権の伴わない名目だけの地位。「王室は全く—を擁するが如き」〈田口・日本開化小史〉