な‐ぐわ・し【名細し/名美し】
[形シク]名高い。名がりっぱである。「—・しき稲見の海の沖つ波千重に隠りぬ大和島根は」〈万・三〇三〉
な‐とり【名取】
1 芸道で、一定の技能を修得し、家元・師匠から芸名を許されること。また、その人。「踊りの—」 2 評判の高いこと。名高いこと。また、その人。「かの偏屈者の—の謹次氏」〈蘆花・思出の記〉 「東西南...
なべしま‐やき【鍋島焼】
江戸前期、肥前鍋島家が藩窯で焼かせた磁器。寛永5年(1628)の始まりと伝えるが、延宝3年(1675)松浦郡大川内に窯を移してから最盛期を迎えた。貴紳への献上品の焼造を主眼として、精巧華麗な作風...
ネアモニ‐しゅうどういん【ネアモニ修道院】
《Nea Moni》エーゲ海のヒオス島にある修道院。11世紀、コンスタンティヌス9世によって建てられた。外観は質素だが内部は華麗に装飾され、聖母マリアの図が名高い。1990年に「ダフニ修道院群、...
ねん‐よう【年窯】
中国清代の雍正年間(1723〜1735)景徳鎮の官窯で陶官、年希尭(ねんきぎょう)の指導のもとに焼かれた磁器。特に、灰鼠色の青磁が名高い。
はなぶさ‐は【英派】
英一蝶を祖とし、その画風を継承した画派。特に、高嵩谷(こうすうこく)が名高い。
ばせん‐きょう【馬仙峡】
岩手県北部、二戸(にのへ)市の南東にある峡谷。馬渕(まべち)川中流に位置する。男神岩(おがみいわ)・女神岩(めがみいわ)、大崩崖(おおほうがい)などで名高い景勝地で、折爪岳とともに折爪馬仙峡県立...
バルラフリヒャルツ‐びじゅつかん【バルラフリヒャルツ美術館】
《(ドイツ)Wallraf-Richartz Museum》ドイツ西部の都市ケルンにある美術館。1861年開館。F=F=バルラフより市に寄贈された絵画作品を収蔵するため、実業家J=H=リヒャルツ...
パクレニ‐しょとう【パクレニ諸島】
《Paklinski otoci》クロアチア南部、アドリア海に浮かぶフバル島の南西沖の諸島。聖クレメント島、イェロリム島、ブラカ島をはじめ、十数の島々が点在する。聖クレメント島が最も大きく、パル...
ひょう‐ばん【評判】
[名・形動](スル) 1 世間の人が批評して是非を判定すること。また、その判定。「—の高い作品」「—を落とす」 2 世間でうわさをすること。また、そのうわさ。「—が立つ」「人々がさまざまに—する...