はっぷ‐ちゅうどう【八不中道】
仏語。竜樹の「中論」に説く道理。不生・不滅、不常・不断、不一・不異、不来・不出の八つの否定を通して、とらわれのない正しい見方が得られるということ。
はつ‐む【撥無】
［名］(スル)払いのけて信じないこと。否定して排除すること。「憎愛の二極を—して」〈有島・惜みなく愛は奪ふ〉
ハマース【Hamas】
《「ハマス」とも》パレスチナ占領地で、1987年12月の反イスラエル蜂起（インティファーダ）直後に創設された、イスラム原理主義組織。名称は「イスラム抵抗運動」を意味するアラビア語の頭文字をとった...
はん‐しょう【反証】
［名］(スル) １ 相手の主張がうそであることを証拠によって示すこと。また、その証拠。反対の証拠。「—を挙げる」 ２ ㋐訴訟法上、立証責任のない当事者が、相手方の申し立てた事実・証拠を否定する目...
はん‐たい【反対】
［名・形動］(スル) １ 物事の位置・順序・方向・あり方などが逆の関係にあること。また、そのさま。あべこべ。「左右—に置く」「気持ちと—のことを言う」「風向きが—になる」 ２ 対(つい)をなして...
はんたい‐たいとう【反対対当】
論理学で、対当関係の一。主語と述語は同じであるが質（肯定・否定）を異にする二つの全称判断の真偽関係。→対当関係
はん‐ていりつ【反定立】
特定の肯定的判断・命題に対して特定の否定的判断・命題を立てること。また、立てられた否定的判断・命題。ヘーゲル弁証法では、三段階発展の第二段階をさす。反措定。反立。反。アンチテーゼ。
はん‐ぱつ【反発／反撥】
［名］(スル) １ 他人の言動などを受け入れないで、強く否定すること。また、その気持ち。「—を買う」「運命に—する」 ２ 他からの力をはねかえすこと。はねかえること。「磁石の同じ極どうしは—する...
ばく【莫】
［人名用漢字］ ［音］バク（漢） マク（呉） ［訓］ない なかれ １ 否定を表す語。ない。「莫逆・莫大」 ２ むなしい。「索莫・寂莫(せきばく・じゃくまく)・落莫」 ［名のり］さた・さだむ・とお...
ば‐こそ
［連語］《接続助詞「ば」＋係助詞「こそ」》 １ 活用語の仮定形（文語では已然形）に付く。あとの説明を成立させるのに十分な理由を、前に提示する意を表す。「親子なれ—情愛も深いのだ」「これをいみじと...
