まる‐きり【丸切り】
[副](多く、下に否定的な表現を伴って)全く。まるで。まるっきり。「—違っている」「—なっていない」
まる‐で【丸で】
[副] 1 違いがわからないほどあるものやある状態に類似しているさま。あたかも。さながら。「この惨状は—地獄だ」「—夢のよう」 2 (下に否定的な意味の語を伴って)まさしくその状態であるさま。す...
まんざら【満更】
《語源未詳。「満更」は当て字》 [副] 1 (否定的な表現のあとにさらに打消しの語を伴って)否定的な意味合いをやわらげたり、むしろ逆に肯定したりする気持ちを表す。必ずしも。「—捨てたものでもな...
みなみドイツ‐しんぶん【南ドイツ新聞】
《Süddeutsche Zeitung》ドイツの日刊紙の一。1945年にバイエルン州ミュンヘンで創刊。主に同州で読まれるが、全国で発行されている。ナチスの否定と左派的な論調が特徴。発行部数は約...
みんしゅ‐しゃかいしゅぎ【民主社会主義】
暴力革命や独裁を否定し、民主主義を通じて社会主義を実現しようとする思想・立場。議会主義・労使協調主義を説く。イギリスの労働党やドイツの社会民主党などによって唱えられた。
む【無/无】
[名] 1 何もないこと。存在しないこと。「—から有を生ずる」⇔有。 2 哲学の用語。 ㋐存在の否定・欠如。特定の存在がないこと。また、存在そのものがないこと。 ㋑一切の有無の対立を超え、それ...
むしん‐ろん【無神論】
1 神の存在を否定する立場。自然主義・唯物論・無神論的実存主義などがこれに属する。⇔有神論。 2 人格神論(有神論)に対して、汎神論・理神論などをいう。
むじゅん‐がいねん【矛盾概念】
論理学で、同一の類概念に属する概念のうち、互いに他を否定しあってその中間に第三者を入れる余地のない概念。例えば、色という類概念に属する白と非白。→反対概念
むじゅん‐たいとう【矛盾対当】
論理学で、対当関係の一。主語と述語とは同じであるが、量(全称・特称)と質(肯定・否定)とを異にする二つの判断の真偽関係。→対当関係
めいだい‐ろんり【命題論理】
記号論理学の基礎的部門。個々の命題を結合する「かつ」「または」「ならば」「でない」などの関係を、論理記号を用いて論理積(>)・論理和(<)・含意(→)・否定(〜)などにより記号化して演算形式に表...