がいむしょう‐ほうしょうひ【外務省報償費】
外務省が外交政策を円滑に遂行するために必要に応じて支出する経費。情報提供者への謝礼などに使われるとされる。使途は公表されない。外交機密費。 [補説]平成13年(2001)、外務省員が多額の報償費...
がえん・ずる【肯んずる】
[動サ変][文]がへん・ず[サ変]承諾する。聞き入れる。引き受ける。がえんじる。「頑として—・じない」 [補説]「かえ(肯)にす」の音変化、本来は承諾しないの意。「に」に含まれている否定の意が忘...
ガスライティング【gaslighting】
嫌がらせ行為・虐待の一種。その人の言動を強く否定し続けたり、うその情報を与えたりして、正常な思考や判断ができない状態にさせること。 [補説]名称は、英国の戯曲「ガスライト(邦題、ガス灯)」と、そ...
きかいげんいん‐ろん【機会原因論】
精神にも物体にも独自の作用因を認めず、それを神だけに帰する説。心身間に直接の相互作用を否定し、唯一真なる原因である神が精神あるいは身体の一方を機会原因として他方に働きかけるとする。ゲーリンクスや...
き‐たん【忌憚】
[名](スル) 1 いみはばかること。きらいいやがること。「友達から—され軽蔑されるような人間」〈谷崎・異端者の悲しみ〉 2 遠慮すること。多く、否定の語を伴って用いられる。「どうぞ—のないご意見を」
キブツ【kibbutz】
《ヘブライ語のqibus(集団の意)から》イスラエル国の農業共同体。私有制を否定し、運営・生産・教育などを共同で行う。
きむ‐かせつ【帰無仮説】
統計学の仮説検定において、その当否が検定される仮説。通常、否定されることを前提として立てられ、この仮説が棄却されると対立仮説が成立する。
きょうさん‐しゅぎ【共産主義】
1 財産の私有を否定し、生産手段・生産物などすべての財産を共有することによって貧富の差のない社会を実現しようとする思想・運動。古くはプラトンなどにもみられるが、現代では主としてマルクス・エンゲル...
きょ‐じ【虚字】
中国古典語法において、言葉を実字と虚字に2分類する場合、概念を表さず文法的な関係を示す文字。例えば、前置詞・助動詞・接続詞・感嘆詞・否定詞的な働きをもつもの。→実字(じつじ)
きり
[副助]《名詞「き(切)り」から転じた語。「っきり」「ぎり」の形でも用いる》体言、活用語の連用形・連体形に付く。 1 動作や事物に付いて、その範囲を限定する意を表す。 ㋐だけ。かぎり。「ひとり—...