うそ‐ぶ・く【嘯く】
[動カ五(四)]《「嘯(うそ)吹く」が原義》 1 とぼけて知らないふりをする。「そんなことがあったかね、と平気な顔で—・く」 2 偉そうに大きなことを言う。豪語する。「絶対に優勝してみせる、と—...
うた‐お【歌男】
古代、雅楽寮に属した男の歌い手。歌人(うたびと)。⇔歌女(うため)。「およそ諸(もろもろ)の—、歌女(うため)、笛吹く者(ひと)」〈天武紀・下〉
うた‐ぐち【歌口】
1 笛・尺八などの管楽器で、口を当てて吹く穴。 2 和歌をじょうずに詠むこと。また、その人。 3 和歌の詠みぶり。「稽古も—もおなじ程の人の」〈ささめごと〉
うっそり
[副]心を奪われてぼうっとしているさま。「凩(こがらし)の吹く世の中を忘れたように、—として歩いて行く」〈芥川・枯野抄〉 [名・形動]《近世語》ぼんやりしていること。うっかりしていること。ま...
うみ‐かぜ【海風】
1 海の風。海上を吹く風。 2 海岸地方で、日中、海から陸に向かって吹く風。穏やかな風で、海軟風ともいう。かいふう。⇔陸風(りくかぜ)。
うめ‐ごち【梅東風】
春、梅の花が咲く季節に吹く東風。
うら‐かぜ【浦風】
海辺を吹く風。浜風。
うら‐にし【浦西】
主に山陰地方で、晩秋から冬にかけて吹く西風、または北西の風。
うわ‐なり【上鳴り/表鳴り】
笙(しょう)などを吹くとき、正しい音以外に、他の箇所の管中の薄片が共鳴して軽く発する不必要な音。
エオリアン‐ハープ【aeolian harp】
ショパンのピアノ曲集「12の練習曲(作品25)」の第1番の通称。変イ長調。名称は、曲全体で用いられる分散和音が、風で弦を鳴らすエオリアンハープという弦楽器を連想させることに由来する。また、ショパ...