[動カ五(四)]《「嘯 (うそ) 吹く」が原義
  1. とぼけて知らないふりをする。「そんなことがあったかね、と平気な顔で—・く」

  1. 偉そうに大きなことを言う。豪語する。「絶対優勝してみせる、と—・く」

  1. 猛獣などがほえる。鳥などが鳴き声をあげる。「虎—・けば風騒ぐ」

  1. 口をすぼめて息や声を出す。口笛を吹く。うそむく。

    1. 「この蛍をさし寄せて、包みながら—・き給へば」〈宇津保・内侍督〉

  1. 詩歌小声で吟じる。うそむく。

    1. 「月のあかき夜、大納言の—・き詠 (なが) めありき給ふついでに」〈夜の寝覚・二〉

出典:青空文庫

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