た‐しゅみ【多趣味】
[名・形動]多方面に趣味をもっていること。また、そのさま。「—な(の)人」
たん‐み【淡味/澹味】
あっさりした味。うす味。
だいご‐み【醍醐味】
1 仏語。仏陀の、最上で真実の教え。 2 物事の本当のおもしろさ。深い味わい。「読書の—を味わう」
だれ‐ぎみ【だれ気味】
[名・形動] 1 緊張が失われていること。だらけはじめていること。また、そのさま。「—な(の)後半戦」 2 相場に活気がなくなり、やや安くなること。また、そのさま。
ち‐み【地味】
《「ぢみ」とも》ある土地の、生産力から見た質のよしあし。「—の肥えた土地」
ちゃ‐み【茶味】
1 たてた茶の味。また、茶道の味わい。 2 風雅なおもむき。「—のあるもてなし」
ちょう‐み【調味】
[名](スル)飲食物に味をつけること。「塩で—する」
ちん‐み【珍味】
1 珍しい味。めったには味わえない、変わったうまい食物。「山海の—」「—佳肴(かこう)」 2 酒の肴にするような食物のこと。水産物を原料とした加工品など。「居酒屋の特製—」
ていかい‐しゅみ【彽徊趣味】
世俗の雑事を避けて、余裕のある気持ちで人生をながめ、東洋的な詩歌の境地に遊ぼうとする態度。夏目漱石が高浜虚子の小説「鶏頭」の序文で提唱した語。→余裕派
とも‐ぎんみ【共吟味】
仲間どうしで調べ合うこと。「私共も銘々身晴。—して…きっとお目にかけませう」〈浄・歌祭文〉