うまみ‐ちょうみりょう【旨み調味料/旨味調味料】
昆布・かつお節・シイタケなどのうまみの成分を、デンプンを原料とした発酵法や、酵母を用いた方法で作った調味料。昆布味のグルタミン酸ナトリウム、かつお節味のイノシン酸ナトリウム、シイタケ味のグアニル...
うみ‐たなご【海鱮】
スズキ目ウミタナゴ科の海水魚。沿岸の藻の多い所にすむ。全長約25センチ。体は卵形で著しく側扁する。体色は鉄青色または銅赤色。卵胎生で、稚魚を10〜30匹産む。美味。たなご。
うめ【梅】
《「梅」の字音「メ」から変化したものという。平安時代以降「むめ」と表記されることが多い》 1 バラ科の落葉高木。葉は卵形で縁に細かいぎざぎざがある。早春、葉より先に、白・淡紅・紅色などの香りの強...
うめ‐ず【梅酢】
梅の実を塩漬けにしたときに梅から出る酸味の強い汁。白梅酢ともいい、下痢止めや色止め、漬物に用いる。赤ジソの葉を加えたものは赤梅酢といい、梅干しのほかショウガ・大根・カブなどの色漬けに用いる。
うめ‐ぼし【梅干(し)】
1 青梅を塩漬けにし、赤ジソの葉を加えて色づけし、日に干してから漬け液に戻した保存食品。酸味が強く、古くから食品の防腐用などに重用。うめぼしづけ。 2 土用の日、塩漬けした青梅を日に干すこと。《...
うめぼし‐あめ【梅干し飴】
1 形や大きさが梅干しに似ている飴。砂糖に水飴を加えて煮詰め、香料・着色料を加え、油をつけて固めたもの。 2 梅酢などで酸味と香りを加えた飴。
うもんとりものちょう【右門捕物帳】
佐々木味津三の作品。八丁堀の同心、むっつり右門こと近藤右門を主人公とする一連の時代小説。昭和3年(1928)から昭和7年(1932)にかけて富士新聞、ついで朝日新聞に連載。昭和4年(1929)の...
うら‐がえし【裏返し】
1 物の裏を返して表にすること。また、その状態。「シャツを—に着る」 2 反対の立場、逆の観点から見ること。また、現れ方が正反対であること。「意味を—に考える」「嫉妬(しっと)は愛情の—の表現である」
うら‐がえ・る【裏返る】
[動ラ五(四)] 1 裏が返って表になる。ひっくり返る。「葉が—・る」「声が—・る」 2 味方が敵となる。裏切る。心変わりする。「—・って寝首を掻(か)く」 3 相いれなくなる。逆になる。「想頭...
うら‐ぎり【裏切り】
うらぎること。味方を捨てて敵方についたり、約束・信義・期待に背いたりすること。「—者」「—行為」