かん‐のう【堪能】
[名・形動] 1 仏語。よくたえ忍ぶ能力。 2 深くその道に通じていること。また、そのような人や、そのさま。たんのう。「和歌や能楽に—なところから」〈藤村・夜明け前〉
が【賀】
1 喜び祝うこと。祝い。「米寿の—」 2 勅撰(ちょくせん)和歌集の部立ての一。祝賀の歌をおさめる。
が‐げん【雅言】
1 洗練された上品な言葉。正しいとされる優雅な言葉。→俗言 →俚言(りげん) 2 和歌などに用いる、主として平安時代の言葉。雅語。
がっ‐てん【合点】
[名](スル) 1 同意すること。うなずくこと。承知。がてん。「おっと—」「頸(くび)に力を入れ、しっかり—しつつ」〈宮本・伸子〉 2 理解すること。納得すること。得心。がてん。「一向に—がいか...
が‐の‐うた【賀の歌】
祝いの気持ちを表した歌。古今和歌集をはじめ、勅撰集部立ての一つとして、これらの歌を納めるが、特に長寿を祈る歌が多い。
き
[助動][(せ・け)|○|き|し|しか|○]活用語の連用形に付く。ただし終止形はカ変動詞には付かず、連体形・已然形は、カ変動詞の未然形・連用形、サ変動詞の未然形に付く。話し手または書き手の過去の...
きい【紀伊】
旧国名の一。和歌山県全域と三重県の一部とにあたる。紀州。紀国(きのくに)。
きい‐おおしま【紀伊大島】
和歌山県南部にある島。→大島
きざみ‐こ・む【刻み込む】
[動マ五(四)] 1 細かく刻んで他のものの中に入れる。「漬物に昆布を—・む」 2 文字などを彫りつける。「碑に和歌を—・む」 3 心に深く記す。「強烈な印象が脳裡に—・まれた」
きし‐がわ【貴志川】
和歌山県北部を流れる川。紀ノ川最大の支流。高野(こうや)山弁天岳(標高985メートル)に源を発して西流し、途中真国(まくに)川を合わせて海南市東部で向きを北東に変え、岩出(いわで)市南部で紀ノ川...