きんだいしゅうか【近代秀歌】
鎌倉前期の歌論集。1巻。藤原定家著。承元3年(1209)成立。和歌の歴史を述べ、古い言葉を用いつつ新しい感覚を表すことを説き、秀歌の例を引く。
きんようしゅう【金葉集】
「金葉和歌集」の略。
きんようわかしゅう【金葉和歌集】
平安後期の勅撰和歌集。八代集の第五。10巻。白河法皇の命で、源俊頼(みなもとのとしより)が撰。二度の改撰ののち、大治2年(1127)成立。源俊頼・源経信・藤原顕季ら227人の歌約650首を収める...
ぎこ‐ぶん【擬古文】
古い時代の文体にならって書いた文章。特に、江戸中期から明治時代にかけて、国学者などが、主に平安時代の和歌や仮名文を模範にして書いた文章をいう。
ぎょ‐か【御歌】
1 天皇の作った和歌。 2 相手を敬って、その人が作った和歌をいう語。
ぎょ‐かん【御感】
貴人、特に天皇が、感心すること。「拙(つたな)き和歌の—に預り」〈露伴・二日物語〉
ぎょくようしゅう【玉葉集】
「玉葉和歌集」の略。
ぎょくようわかしゅう【玉葉和歌集】
鎌倉時代の勅撰和歌集。20巻。伏見院の命で、京極為兼(きょうごくためかね)が撰し、正和元年(1312)ごろ成立。歌数約2800首。風雅集とともに京極派の歌風を示すものが多い。玉葉集。
ぎょ‐せい【御製】
天皇の作る詩文や和歌。古くは他の皇族の作品をもいった。
ぎん‐こう【吟行】
[名](スル) 1 詩歌を吟詠しながら歩くこと。 2 和歌や俳句の題材を求めて、名所・旧跡などに出かけること。「仲間と春山を—する」