いき‐の‐まつばら【生の松原】
福岡市西区姪浜の海岸。白砂青松の景勝地。元寇防塁跡がある。神功皇后が新羅遠征の折に松を植えたという。和歌などでは「行き」「生き」にかけて用いる。[歌枕]「都へと—いきかへり君が千年(ちとせ)にあ...
いぐち‐しんじろう【井口新次郎】
[1904〜1985]野球選手・新聞記者。和歌山の生まれ。和歌山中、早大野球部で活躍後、昭和4年(1929)大阪毎日新聞社に入社。アマチュア野球の評論を行う。のち選抜高校野球大会の選考委員、全日...
いし‐あわせ【石合(わ)せ】
物合わせの一。左右に分かれて、石に和歌を詠み添えて、その優劣を競う遊戯。一説に、石の形や色を比べて、優劣を競う遊戯ともいう。
いしんぜんやのぶんがく【維新前夜の文学】
杉浦明平による文芸評論。昭和42年(1967)刊。本居宣長、渡辺崋山、山片蟠桃といった江戸時代の思想家や、戯作(げさく)・和歌・漂流記など幅広いジャンルの作品を取り上げ、明治維新前夜の日本文学を...
いずみ‐さんみゃく【和泉山脈】
大阪府と和歌山県との境の山脈。最高峰は岩湧(いわわき)山で、標高897メートル。
いせにっき【伊勢日記】
伊勢による和歌集「伊勢集」の冒頭部。物語風・日記風の記述を伴う約30首からなり、歌物語的な傾向がみられる。
いせ‐は【伊勢派】
1 本居宣長を中心とした和歌の流派。→江戸派 →桂園派 2 ⇒伊勢風(ふう)
いせわん‐たいふう【伊勢湾台風】
昭和34年(1959)9月26日、和歌山県潮岬(しおのみさき)付近に上陸、名古屋西方・富山湾を通り三陸沖へ抜けた台風。死者・行方不明者5101名という大被害をもたらし、特に伊勢湾沿岸の高潮による...
い‐そう【遺草】
生前に書き残した和歌や詩文などの草稿。遺稿。
いたきそ‐じんじゃ【伊太祁曽神社】
和歌山市伊太祈曽にある神社。主祭神は五十猛命(いたけるのみこと)。紀伊国一の宮。山東宮。いたけそじんじゃ。