せい‐ずい【精髄】
物事の本質をなす最も重要な部分。「和歌の—を究める」
せどう‐か【旋頭歌】
《頭を旋(めぐ)らす意で、下3句が上3句と同じ句形を反復するところから》和歌の一体。五・七・七・五・七・七の6句を定型とする歌。片歌(かたうた)の唱和から起こったといわれ記紀・万葉集などにみえる...
せ‐ば
[連語]《過去の助動詞「き」の未然形+接続助詞「ば」》現実に起こらなかったことを仮定的に推量する。もし…たなら。「思ひつつぬればや人の見えつらむ夢と知り—さめざらましを」〈古今・恋二〉 [補説]...
せむい‐じ【施無畏寺】
和歌山県有田郡湯浅町にある真言宗御室派の寺。山号は、補陀落山。建久年間(1190〜1199)、明恵が創建。
せんざい‐あわせ【前栽合(わ)せ】
物合わせの一。左右二組みに分かれて、前栽や、それを詠んだ和歌の優劣を比べる遊び。
せんざいしゅう【千載集】
「千載和歌集」の略称。
せんざいわかしゅう【千載和歌集】
平安末期の勅撰和歌集。八代集の第七。20巻。寿永2年(1183)後白河院の院宣により、藤原俊成が撰。永延元年(987)以後の歌を選び、文治4年(1188)成立か。歌数1280余首。代表歌人は源俊...
せん‐しゅ【千首】
「千首和歌」の略。
せんしゅ‐わか【千首和歌】
和歌の修練などの目的で、一人または数人で和歌一千首を続けて詠んだもの。藤原為家が貞応元年(1222)日吉(ひえ)神社に詣(もう)でて献じた「為家卿千首」が現在最古といわれる。
せん‐しん【撰進/選進】
[名](スル)詩歌・書物を編集して天皇などに奉ること。「和歌集を—する」