お‐やぶじらみ【雄藪虱】
セリ科の二年草。野原や道端に生える。ヤブジラミに似るが、全体に赤みがかり、花は春に咲く。実は卵形でとげ状の毛が密生し、衣服にくっつく。
おんな‐やもめ【女寡】
夫を亡くして再婚しない女。未亡人。寡婦。「男鰥(おとこやもめ)に蛆(うじ)が湧(わ)き、—に花が咲く」⇔男鰥(おとこやもめ)。
おんびん‐けい【音便形】
音便の結果生じた語形。特に、用言の一活用形が特定の語に続くときに音便の形をとる場合、その語形をもとの活用形に対していう。「咲く」の連用形「咲き」が「て」「た」に続くときにとる「咲い」の類。
かい‐か【開花】
[名](スル) 1 草木の花が咲くこと。「梅がいっせいに—する」 2 物事が盛んになること。また、成果が現れること。「市民芸術の—」「日ごろの努力が—する」
かいか‐よそう【開花予想】
その年に初めて花が咲く日の予想。特に、ソメイヨシノの花についていう。→桜前線
かえり‐ざき【返り咲き】
1 春の花が小春日和に誘われて、時節でもないのにまた咲くこと。狂い咲き。二度咲き。《季 冬》 2 一度失った地位に再び就くこと。カムバック。
かえり‐ざ・く【返り咲く】
[動カ五(四)] 1 春の花が小春日和の暖かさに、時節でないのに再び咲く。狂い咲く。「八重桜が—・く」《季 冬》 2 一度引退した者や、勢力・地位などの衰えていた者が、再び以前の状態に戻る。「再...
カカオ【(スペイン)cacao】
アオイ科の常緑小高木。葉は楕円形。白色の5弁花が、幹や太い枝に直接ついて咲く。実は大きく、長楕円形で、赤・黄色などに熟し、中に多数の種がある。種子を発酵させたものをカカオ豆とよび、チョコレートな...
か‐き【花卉】
《「卉」は草の意》 1 花の咲く草。草花。 2 観賞用に栽培する植物。観賞する部分により、花物・葉物・実物(みもの)などに分ける。
か‐き【花期】
花の咲く時期。花の咲く期間。