アメリカ‐のうぜんかずら【アメリカ凌霄花/アメリカ紫葳】
ノウゼンカズラ科の蔓性(つるせい)の落葉樹。6月ころ、枝の先に橙赤色のじょうご形の花がまとまって咲く。花は細長く、ノウゼンカズラよりも小振り。アメリカ中南部原産。このうぜんかずら。
アメリカ‐ぼうふう【アメリカ防風】
セリ科の越年草。高さ約1メートル。夏、黄色の小花が傘状に集まって咲く。ヨーロッパ・シベリアの原産。根や若葉を食用とするため栽培される。パースニップ。
あらし‐ぐさ【嵐草】
ユキノシタ科の多年草。高山の草地に自生。葉は手のひら状に裂けている。夏、黄緑色の小花が集まって咲く。
ありのとう‐ぐさ【蟻の塔草】
アリノトウグサ科の多年草。山野に生え、高さ15〜25センチ。葉は卵円形で小さく、縁にぎざぎざがあり、対生。夏から秋、黄褐色の小花が、多数下向きに咲く。のみとりぐさ。
アルニカ【(ラテン)Arnica】
キク科の多年草。ヨーロッパの高山に生え、高さ25〜60センチ。ウサギギクによく似る。夏から秋に黄色い花が咲く。乾かした花や根を民間薬とする。
アルファルファ【alfalfa】
マメ科の多年草。高さ30〜90センチ。葉は3枚の小葉からなる複葉で、縁にぎざぎざがある。夏、淡紫色の蝶形の花が多数咲く。最古の飼料作物の一。もやしはサラダなどにして食べる。ルーサン。むらさきうま...
アルメリア【(ラテン)Armeria】
イソマツ科の多年草。高さ10〜15センチ。根元から多くの枝に分かれ、細い葉を密につける。春、葉の間から花茎を出し、頂に多数の淡紅色の小花が集まって咲く。花壇などにする。はまかんざし。《季 春》
あわせ‐かがみ【合(わ)せ鏡】
1 髪・襟などの後ろ姿を見るために、前に立てた鏡に映るように、後ろからもう1枚の鏡で映して見ること。また、その鏡。共鏡(ともかがみ)。 2 相手に調子を合わせること。おせじ。「きつい—とは思へど...
あわ‐ぶき【泡吹】
アワブキ科の落葉高木。本州以西の山地に自生。葉は長楕円形で、縁にぎざぎざがある。夏、白い小花が群がって咲く。枝を燃やすと切り口から泡が出る。
あん‐かん【安閑】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 のんびりとして静かなさま。心身の安らかなさま。「紅だか白だか要領を得ぬ花が—と咲く」〈漱石・草枕〉 2 危急に際して、何もせずぼんやりしているさま。「—として...