あい‐き【哀毀】
父母などの死を悲しむあまり、体がやせ衰えること。「—骨立(こつりつ)」
あいき‐こつりつ【哀毀骨立】
父母などの死を悲しむあまり、体がやせ衰えて骨ばること。
あい‐きゅう【哀求】
[名](スル)事情を述べ、相手の同情に訴えて願い求めること。「『そんなら何か食物を売ってくれないか、銭はあるが…』と僕は—した」〈蘆花・思出の記〉
あい‐きゅう【哀泣】
[名](スル)悲しんで泣くこと。
あい‐きょう【哀叫】
[名](スル)悲しそうに泣き叫ぶこと。「また一種名状し難い—怒号を加えて荒れ廻るのを」〈中里・大菩薩峠〉
あい‐こく【哀哭】
[名](スル)声をあげて泣き悲しむこと。
あい‐ごう【哀号】
[名](スル)人の死を悲しんで大声で泣き叫ぶこと。また、その泣き声。
あい‐し【哀史】
悲しい出来事をつづった物語。悲しい歴史。「吉野朝—」
あい‐し【哀思】
ものがなしい気持ち。「夜ふけて灯前独り坐す—悠々堪ゆべからず」〈独歩・独坐〉
あい‐し【哀詩】
悲しい事柄や心を詠んだ詩。