しな‐くだ・る【品下る】
[動ラ五(四)]品格が落ちる。落ちぶれる。「いささか—・る所作といえる」「—・る言い方」
しなじな・し【品品し】
[形シク]品格が高くすぐれている。上品である。「頭つき、容体ほそやかに—・しくきよらなるに」〈前田本夜の寝覚・一〉
しゅく‐じょ【淑女】
しとやかで上品な女性。品格の高い女性。レディー。「紳士—」
しょうふう‐てい【正風体】
1 正しい風体。特に歌学で、伝統的な作風による品格の高い歌体。しょうふうたい。 2 近世の俳諧で、正しい俳風・風体。主として蕉風についていう。しょうふうたい。
じ‐どう【慈童】
菊慈童(きくじどう)のこと。 能面の一。品格の高い童子の面。「菊慈童」「枕慈童」に用いる。
じょう‐ひん【上品】
[名]品質のよいこと。また、高級品。「—だけを扱う老舗(しにせ)」⇔下品。 [形動][文][ナリ]品格のあるさま。品のよいさま。また、味などの洗練されているさま。「—な立ち居振る舞い」「—な...
じん‐ぴん【人品】
人としての品格。特に、身なり・顔だち・態度などを通して感じられる、その人の品位。「—骨柄(こつがら)卑しからぬ紳士」
富(とみ)は屋(おく)を潤(うるお)し徳(とく)は身(み)を潤(うるお)す
《「礼記」大学から》財宝を多く持てば家が栄えるのと同様、徳を多く積めばその人の品格が高くなる。
ハイ‐トーン【high-tone】
[名・形動] 1 音楽で、高音。あるいは高い調子。 2 高い格調。高尚な品格。また、それをそなえているさま。「—なインテリア」
はした‐な・い
[形][文]はしたな・し[ク] 1 慎みがなく、礼儀にはずれたり品格に欠けたりして見苦しい。みっともない。「—・い言葉遣い」「些細(ささい)なことで—・く言い争う」 2 どっちつかずで落ち着かな...