オルタナ‐うよく【オルタナ右翼】
《alternative right》アメリカの右翼的・ポピュリズム的な潮流の一つ。また、それを奉じる者。知的エリートをひとつの支持基盤とする民主党だけでなく、共和党主流の伝統的保守派をも既...
おんぎょう‐ほう【隠形法】
真言宗の修法の一。摩利支天(まりしてん)の隠形印を結んで真言を唱えると、自分の姿を隠すことができるとする。
おんてき‐たいさん【怨敵退散】
怨敵を退散させること。降伏(ごうぶく)の祈願などで唱える。
かかい‐じゅ【火界呪】
密教で、不動明王の火生(かしょう)三昧を修する際、印(いん)を結び、その印から大火炎が無限に流れ出るのを観想しながら唱える呪文(じゅもん)。
かっ‐しき【喝食】
《「喝」は唱える意》 1 禅寺で、諸僧に食事を知らせ、食事の種類や進め方を告げること。また、その役目の名や、その役目をした有髪の少年。のちには稚児の意となった。喝食行者(あんじゃ)。かつじき。か...
から‐ねんぶつ【空念仏】
1 信仰心からでなく、口先だけで唱える念仏。 2 実行の伴わない口先だけの主張や宣伝。「彼の約束はいつも—に終わる」
かんじんほんぞんしょう【観心本尊抄】
鎌倉時代の仏教書。1巻。日蓮著。文永10年(1273)成立。観心と本尊は妙法蓮華経として具現されているとし、口に南無妙法蓮華経と唱えることで仏果の成就を得ると説く。日蓮五大部の一。如来滅後五五百...
かん‐ねぶつ【寒念仏】
僧が寒の30日間、明け方に山野に出て声高く念仏を唱えること。のちには俗人も寒夜、鉦(かね)を打ちたたいて念仏を唱え、家々の門前で報謝を請い歩いた。かんねんぶつ。《季 冬》「—鬼で目をつく切り回向...
がん‐い‐し‐くどく【願以此功徳】
[連語]《「願わくはこの経文の功徳をもって」の意》 1 代表的な回向文(えこうもん)の一句。自分の修めた功徳をすべての人に施して、ともに成仏したいと願うもの。がんにしくどく。 2 《読経の最後に...
き‐しょう【記誦】
[名](スル) 1 記憶しておいて、そらで唱えること。暗唱。「今もなお—せるものが数十ある」〈中島敦・山月記〉 2 暗記して唱えるだけで、理解したり実践したりはしないこと。「—の学」