おう‐ほう【応報】
仏語。善悪の行いに応じて受ける吉凶・禍福の報い。果報。「因果—」
お‐めがね【御眼鏡】
物の善悪・可否を見きわめる能力。「社長の—どおりの実力の持ち主」
かち‐ちゅうりつ【価値中立】
その物事の価値が、法的には適法でも違法でもなく中立であること。また、是非善悪にかかわりのないこと。「科学的判断は—的であるべきだ」
がん‐りき【眼力】
1 目で物を見る力。視力。がんりょく。 2 物事の善悪・真偽・成否などを見抜く能力。がんりょく。
きっ‐そう【吉左右】
《「左右」は知らせ、便りの意》 1 よい知らせ。吉報。 2 善悪や成否いずれかの知らせ。
きょう‐がい【境界】
1 各人をとりまく境遇。境涯。「これまでの不安心な—を一歩離れて」〈鴎外・阿部一族〉 2 精神・感覚の働きによりもたらされる状態。境地。「恋とか愛とか云う—は既に通り越して」〈漱石・草枕〉 3 ...
きり‐どおし【切(り)通し】
《「きりとおし」とも》 1 山・丘などを切り開いて通した道路。「鎌倉の—」 2 物事を滞りなくさばくこと。「政務—にして、上下の善悪を糺(ただ)されければ」〈古活字本保元・上〉
錐(きり)嚢(ふくろ)を通(とお)・す
1 「錐嚢中に処るが如し」に同じ。 2 物事の現れやすいことのたとえ。錐嚢を脱す。「人の善悪は—・すとてかくれなし」〈平家・一二〉
きんせせつびしょうねんろく【近世説美少年録】
読本。3輯(しゅう)15冊。曲亭馬琴著。文政12年〜天保3年(1829〜1832)刊。善悪二人の美少年の対立を主とする勧善懲悪物語。弘化2年(1845)から続編「新局玉石童子訓」を刊行したが、6...
ぎょう【行】
[名] 1 文字などの、縦または横の並び。くだり。「—を改める」「か—う段」 2 仏語。 ㋐《(梵)saṃskāraの訳》十二因縁の一。過去に身・口・意の三業(さんごう)によってなした善悪すべ...