しじゅう‐かた【四十肩】
40歳ごろに、肩の関節が痛んで腕の動きが悪くなってくること。医学的には五十肩とともに肩関節周囲炎(凍結肩)と総称される。五十腕。四十腕(うで)。四十腕(かいな)。
しじゅうく‐もち【四十九餅】
四十九日の中有の日につく49個の餅。仏前に供えたり、寺へ贈ったりする。地方によって、葬送の日に作り、四十九日に食べるところもある。
しじゅう‐くらがり【四十暗がり】
40歳ごろに、自然に視力が衰えてくること。四十ぐらみ。
しじゅう‐しまだ【四十島田】
女性が40歳ごろになっても、まだ島田髷(しまだまげ)を結うこと。女性が若づくりをすること。また、その女性。→四十振袖(ふりそで)
しじゅうはち‐や【四十八夜】
阿弥陀仏の四十八願にちなんで、48日間の夜に限って行う念仏、または経の講説。
四十八手(しじゅうはって)の裏表(うらおもて)
1 相撲の四十八手には、それぞれ裏と表の変化があること。 2 ありとあらゆる駆け引きや秘術。
しじゅう‐ふりそで【四十振袖】
女性が40歳ごろになっても、まだ振袖を着ること。女性が若づくりをすること。また、その女性。→四十島田(しまだ)
しち‐しちにち【七七日】
人の死後、49日目。また、その日に営む法要。四十九日。なななぬか。
しゃれ‐ぼん【洒落本】
江戸中期から後期にかけて、主として江戸で流行した遊里文学。通・うがちを主題に、遊里の内部や遊女・遊客の言動を、会話を主にして写実的に描いたもの。寛政の改革で、風俗壊乱を理由に一時禁止された。ふつ...
しょう‐にち【正日】
《「正忌日(しょうきにち)」の略》 1 死後49日目の日。四十九日。なななぬか。「御法事など過ぎぬれど、—まではなほ籠(こ)もりおはす」〈源・葵〉 2 一周忌の当日。「九日は御—にて、御覧ずるも...