しま‐おんせん【四万温泉】
群馬県北部、中之条町にある温泉群。四万川に沿ってあり、泉質は塩化物泉・硫酸塩泉など。伊香保・草津とともに上毛三湯の一。
し‐まん【四曼】
「四種曼荼羅(ししゅまんだら)」の略。
しまん‐そうそく【四曼相即】
「四曼不離(しまんふり)」に同じ。
しまんと【四万十】
高知県南西部にある市。四万十川の中下流域を占める。イグサ・アオノリが特産。平成17年(2005)4月、中村市、西土佐村が合併して成立。人口3.6万(2010)。
しまんと‐がわ【四万十川】
高知県の西部を流れる川。四国山地に源を発し、中流部で著しく蛇行し、四万十市の中村平野で土佐湾に注ぐ。清流として知られる。長さ約196キロ。渡川(わたりがわ)。
しまんと‐し【四万十市】
⇒四万十
しまん‐ふり【四曼不離】
仏語。四曼が互いに融通して離れないこと。四曼相即。
しまんろくせん‐にち【四万六千日】
7月10日の観世音菩薩の縁日。この日に参詣すると、四万六千日参詣したほどの功徳(くどく)があるという。東京浅草寺では境内にほおずき市が立つ。《季 夏》「風鈴(ふうりん)の—の音/万太郎」
しみ‐しゅう【四味臭】
麝香(じゃこう)の異称。
し‐みん【四民】
近世封建社会での、士・農・工・商の四つの身分・階級。転じて、あらゆる階層の人間。→士農工商「—同等の今日とても地下(じげ)と雲上の等差(ちがい)口惜し」〈露伴・風流仏〉