いん‐しゅう【因州】
因幡(いなば)国の異称。
いん‐しゅう【因習/因襲】
古くから伝えられてきた風習。多く、非難の意を含んで用いられる。「—を打破する」
いんしゅう‐てき【因習的】
[形動]古いしきたりにとらわれて、新しい考え方を取り入れようとしないさま。「—な社会」
いん‐じ【因地】
「因位(いんい)」に同じ。
いん‐じゅん【因循】
[名・形動](スル) 1 古い習慣や方法などに従うばかりで、それを一向に改めようとしないこと。また、そのさま。「—な財産家であろうと思うて軽蔑したのは」〈鉄腸・南洋の大波瀾〉 2 思い切りが悪く...
いんじゅん‐こそく【因循姑息】
[名・形動]古い習慣に頼って、その場をしのごうとすること。また、そのさま。「—な手段」 [補説]明治文明開化期の流行語。おっぺけぺえ節にも「ちょんまげ頭を叩いて見れば、因循姑息の音がする」とうた...
いん‐すう【因数】
一つの数や整式が、いくつかの数や整式の積の形で表されるときの、その個々の数や整式のこと。因子。
いんすう‐ていり【因数定理】
多項式f(x)においてf(a)=0ならばf(x)はx−aを因数にもつ、という定理。剰余定理。
いんすう‐ぶんかい【因数分解】
[名](スル)数や整式を因数の積の形に直すこと。例えば、21を3×7と素因数分解したり、a2−b2を(a+b)(a−b)としたりすること。
いんだら【因陀羅】
《(梵)Indraの音写》「インドラ」に同じ。