こ‐たい【個体】
1 哲学で、それ以上質的に分割されない統一体で、分割されればそのものの固有性が失われてしまう存在。個物。 2 生存に必要十分な機能と構造をもつ、独立した1個の生物体。→群体
こたいしきべつ‐ばんごう【個体識別番号】
1 携帯電話などでウェブサイトにアクセスするとき、ウェブサーバーに送信される契約者の識別番号。ウェブ上の各種サービスやアプリケーションなどを再度利用する際、この識別番号によって認証され、ログイン...
こだい‐こ【古代湖】
おおむね10万年以上にわたって存続している湖。世界中で20か所ほどしかなく、バイカル湖、ビクトリア湖のほか、日本では琵琶湖が知られる。いずれも湖の環境に適応し、独自の進化を遂げた固有種が多く見ら...
ことばのいずみ【ことばの泉】
国語辞典。和装5冊、洋装1冊。落合直文編。明治31年(1898)刊。巻首に語法摘要を記し、固有名詞・方言・新語も含み、約13万の語彙を五十音順に配列したもの。嗣子の直幸らが明治41年(1908)...
こゆう‐しゅうき【固有周期】
物体が自由振動するとき、揺れが一往復するのにかかる時間。固有振動数の逆数。その物体が最も揺れやすい周期で、物体の性質によって固有の値をとる。 [補説]木造家屋の固有周期は1秒以下、超高層ビルでは...
こゆう‐しゅうはすう【固有周波数】
アンテナや電気回路が共振したとき、振動電流が示す最低周波数。固有振動数。
こゆう‐しんどう【固有振動】
振動体を自由に振動させたときの、その振動体が固有に示す一定数の振動。
こゆう‐しんどうすう【固有振動数】
振動体を自由に振動させたときの、その振動体が示す固有の振動数。固有周波数。
こゆう‐ち【固有値】
ベクトルを一次変換したとき、もとのベクトルの何倍になったかを示す値。Aを正方行列(一般に一次変換を表す)とするとき、Ax=λxとなるベクトルxをλに属する固有ベクトル、λをAの固有値という。
こゆう‐ベクトル【固有ベクトル】
ベクトルを一次変換したとき、その固有値に対する、もとのベクトル。→固有値