やしま‐くに【八洲国】
《多くの島のある国の意》日本の国の美称。大八洲(おおやしま)。「八千矛(やちほこ)の神の命(みこと)は—妻まきかねて」〈記・上・歌謡〉
やす‐くに【安国】
平和な国。「四方(よも)の国を—と平らけく知ろしめすが故に」〈祝詞・祈年祭〉
やそ‐くに【八十国】
1 多くの国々。「国の—、島の八十島を生み給ひ」〈祝詞・鎮火祭〉 2 多くの国の人々。「—は難波に集(つど)ひ舟飾り我(あ)がせむ日ろを見も人もがも」〈万・四三二九〉
やま‐ぐに【山国】
山の多い国や地方。また、四方を山に囲まれた土地。「—育ち」
やましろ‐の‐くに【山城国】
⇒山城
やばたい‐こく【邪馬台国/耶馬台国】
⇒やまたいこく
やまたい‐こく【邪馬台国/耶馬台国】
「三国志」の魏志倭人伝に記載される、3世紀ごろ日本にあった国。女王卑弥呼(ひみこ)が統治。2世紀後半の倭の大乱では、諸国が卑弥呼を倭王として共立することでまとまったという。所在地については北九州...
やまと‐の‐くに【大和国】
⇒大和
ゆう‐こく【憂国】
国の現状や将来について心を痛めること。「—の士」「—の情」
ゆき‐ぐに【雪国】
雪の多い地方。《季 冬》