おく‐ざしき【奥座敷】
1 家の奥のほうにある座敷。⇔表座敷。 2 (比喩的に)奥まった土地。特に、都市部の近郊にある温泉地などについていう。
お‐ち【洿池】
低い土地に水がたまっている所。
おなごり‐きょうげん【御名残狂言】
1 歌舞伎で、役者が引退するときやその土地・劇場を去るときに暇乞(いとまご)いとして出す狂言。 2 ⇒秋狂言(あききょうげん)
お‐ひざもと【御膝下/御膝元】
1 貴人のおそば。 2 天皇や将軍などのいる土地。首都。「幕府の—を騒がす」 3 権力者の直接の支配下。「家元の—で起こった不祥事」
お‐ひろめ【御披露目】
[名](スル)《「お広め」の意》 1 人々に広く知らせること。結婚や縁組み、また、襲名の披露をいう。「—の祝宴」「新居を—する」 2 芸者などがその土地で初めて出ること。また、そのあいさつ回り。...
おや【親/祖】
1 (親)子を生んだ人。父と母の総称。また、その一方。養父母などにもいう。また、人間以外の動物にもいう。「実の—」⇔子。 2 (親)同類を増やすもとになるもの。「サトイモの—」「—木」⇔子。 3...
おん‐きゅう【恩給】
1 資格を得て退職した公務員や旧軍人軍属またはそれらの遺族に、国が恩給法に基づいて支給する一時金や年金。戦後、すでに受給権のある者以外は共済組合制度に移行。 2 中世の封建的主従関係で、家臣の奉...
おん‐せん【温泉】
1 地熱のために、その土地の平均気温以上に熱せられた地下水。さまざまな泉質があり、浴用または飲用することで治療・健康増進の効果がある。日本の温泉法ではセ氏25度以上のものか、特定の溶存物質が一定...
おんたいち‐せい【恩貸地制】
ローマ帝政末期から中世にかけて欧州各地で行われた風習で、一定の奉仕の代償として、主君が家臣に土地の使用権を貸与したこと。期限付きのものから、終身・世襲のものへと拡大され、封建制度成立の要素となった。
おん‐ち【御地】
相手を敬って、その住んでいる土地をいう語。主に手紙に用いる。貴地。