ねったい‐こううりん【熱帯降雨林】
熱帯雨林気候の地域にある森林。常緑広葉樹を主とし、特定の優占種をもたない。蔓(つる)植物や着生植物も多く、林内は暗く湿度が高い。全生物種の半分が生息するといわれ、また、植物遺体の分解が速いため肥...
ねん‐ど【粘土】
岩石が風化や熱水作用によって分解してできた微細な粒子の集まり。地質学では粒径256分の1ミリ以下、土壌学では0.002ミリ以下をいう。水分を加えると粘着性と可塑性(かそせい)を示し、乾くと硬くな...
ねんど‐しつ【粘土質】
粘土を多く含んでいる、土壌の性質。
のうげい‐かがく【農芸化学】
農業生産の化学的側面に関する研究を行う農学の一部門。土壌・肥料・農薬・醸造・植物栄養・農産加工化学・畜産化学など多方面にわたる。
のうやく‐おせん【農薬汚染】
農薬が散布後に作物や土壌・水などに残留・蓄積し、有害な生活環境をもたらすこと。
はくせん‐きん【白癬菌】
白癬の原因となる糸状菌の総称。土壌中または皮膚や爪などの角質で繁殖する。
はしょうふう‐きん【破傷風菌】
破傷風の病原菌。グラム陽性の桿菌(かんきん)。嫌気性で、土壌中に存在する。明治22年(1889)北里柴三郎が培養に成功し、抗毒素血清を作った。
はん‐てつ【斑鉄】
土壌中の還元鉄が空気に触れて酸化し、青灰色から赤褐色になることで生じる斑紋。水田や低湿地などでみられる。
ハンフォード‐かくしせつ【ハンフォード核施設】
米国ワシントン州南東部にある軍用原子力施設。1940年代に建設され、1987年まで核兵器用のプルトニウムを製造。その間、大量の放射性廃棄物を放出し、周辺の環境を汚染。土壌の除染や地下水の浄化など...
バイオ‐たん【バイオ炭】
生物資源に由来する炭化物。木炭や竹炭のほか、食品廃棄物などの有機物を炭化したものをさし、土壌改良に用いられる。また、炭素を土中に隔離することで大気中への放出を減らすことができ、地球温暖化対策に役...