ど‐びさし【土庇/土廂】
「つちびさし」に同じ。
ど‐びゃくしょう【土百姓】
《「ど」は接頭語。「土」は当て字》百姓を卑しめていう語。
ど‐びょうし【銅拍子/土拍子】
打楽器の一。中央が椀状に突起した青銅製の円盤2個を両手に持って打ち合わせるもの。仏教儀式では鐃鈸(にょうはち)、田楽では土拍子、神楽などでは手平金(てびらがね)、歌舞伎下座音楽ではチャッパなどと...
ど‐びん【土瓶】
茶を入れたり、湯をわかしたりするのに用いる陶製の器。胴に注ぎ口がつき、肩の両側の耳につるをかけたもの。
どびん‐しき【土瓶敷(き)】
土瓶を火から下ろして置くときに、下に敷くもの。
どびん‐むし【土瓶蒸(し)】
松茸に鳥肉・野菜などをあしらい、土瓶に入れて蒸し煮にしたもの。
どびん‐わり【土瓶割】
クワエダシャクの幼虫。クワの木の枝に似るので、まちがえて土瓶をかけ、落として割るところからの名。
ど‐ふ【土府】
陰陽道(おんようどう)で、土掘り・井戸掘り・溝作り・塀作りなどの工事をしてはいけないとされる日。
ど‐ふん【土墳】
土を小高く盛り上げた墓。塚。
どぶ‐がい【溝貝/土負貝】
イシガイ科の二枚貝。池沼の泥底にすむ。貝殻は薄く、球卵形でよく膨らみ、殻長8センチくらい。殻表は黒褐色で滑らか、内面は真珠色。えらにタナゴが産卵する。ぬまがい。