ど‐れい【土鈴】
土を焼いて作った鈴。古くから魔よけとされ、今も郷土玩具として各地にみられる。
ど‐れきせい【土瀝青】
アスファルトのこと。
ど‐ろう【土楼】
中国、福建省の南西部に分布する客家(ハッカ)の伝統的な家屋。円形または方形の土壁で囲まれた集合住宅で、大きなものでは200以上の部屋をもつ。2008年、「福建の土楼」として世界遺産(文化遺産)に...
どん‐びゃくしょう【土百姓】
「どびゃくしょう(土百姓)」の音変化。
に【土】
土。特に赤土。「櫟井(いちひゐ)の丸邇坂(わにさ)の—を端(はつ)—は膚赤らけみ」〈記・中・歌謡〉
に‐ぐろ・し【土黒し】
[形ク]土の色のように黒い。「底土(しはに)は—・きゆゑ」〈記・中・歌謡〉
の‐だけ【野竹/土当帰】
セリ科の多年草。山野に生え、高さ約1.5メートル。葉は羽状複葉で、基部は茎を抱く。秋、紫黒色の多数の小花を密につける。根を漢方で解熱・鎮痛・去痰(きょたん)薬に用いる。のぜり。
はじ【土師】
《「はにし」の音変化》 上代、陵墓管理、土器や埴輪(はにわ)の製作などをした人。 古代の氏族。土師部(はじべ)を統轄した伴造(とものみやつこ)で、のち、菅原・秋篠・大枝(おおえ)などの諸氏に...
はに‐し【土師】
⇒はじ(土師)
はじ‐き【土師器】
古墳時代から平安時代にかけて用いられた素焼きの土器。赤褐色か黄褐色で、文様がない。多くは轆轤(ろくろ)・窯(かま)を用いずに焼成。煮炊き用・食器として用いられ、5世紀以降は須恵器と併用。土師部(...