へいこう‐けいじょう【平衡形状】
重力平衡にある天体が示す形状。自己重力のみがはたらき、内部の圧力と平衡している場合には球になるが、ふつう天体は自転しているため、遠心力がはたらき、上下方向につぶれた楕円体(だえんたい)となる。
へし【圧し】
[名]《動詞「へ(圧)す」の連用形から》 1 圧力を加えること。押すこと。また、おもし。 2 手加工用鍛造工具の一。熱した金属に当ててハンマーでたたき、平らにならしたり、穴をあけたりするのに用...
へん‐あつ【変圧】
[名](スル)圧力、特に電圧を変えること。
へんせい‐さよう【変成作用】
地下深部で、既存の岩石が温度や圧力の上昇によって変化し、鉱物組成や組織の違う岩石になること。この変化は大部分が固体の状態のままで起きる。広域変成作用・接触変成作用などがある。
へんたい‐てん【変態点】
物質が変態する一点の温度と圧力。転移点。
ヘンリー‐の‐ほうそく【ヘンリーの法則】
一定温度で一定量の液体に溶ける気体の質量は、圧力に比例するという法則。1803年、W=ヘンリーが発見。
ベネラ‐けいかく【ベネラ計画】
《Venera》旧ソビエト連邦による金星探査計画。1961年から1983年にかけ、1号機から16号機まで計16機が打ち上げられた。1970年にはベネラ7号が金星への軟着陸に世界で初めて成功。金星...
ベルヌーイ‐の‐ていり【ベルヌーイの定理】
粘性のない流体の定常流では、流線に沿って単位面積当たりのエネルギー保存の法則が成り立つという定理。流速・圧力・密度・高さの関係式で表される。1738年にD=ベルヌーイが発表。
ベンチュリ‐こうか【ベンチュリ効果】
流体力学の効果の一。流体の流れの断面積を狭めて流速を増加させると、圧力が低い部分が作り出される現象のこと。流量を一定にした場合のベルヌーイの定理から導かれる。流量を測定するベンチュリメーター、車...
ベンチュリ‐メーター【Venturi meter】
流量を測定する装置の一。管の途中に狭い部分を設け、流体の圧力差の測定から流量を求める。イタリアの物理学者G=B=ベンチュリが創案。ベンチュリ計。