出典:gooニュース
和気で土壌と地下水から有害物質 県条例の基準値超、企業所有地
岡山県備前県民局は10日、製造業のJOHNAN(京都府宇治市)が所有する和気町衣笠の敷地の土壌と地下水から県条例の基準値を超える有害物質が2010~17年に検出されていたと発表した。 県は24年12月、周辺の地下水、河川など15カ所で水質検査を実施。基準超過はなく「現時点で健康被害が出ているとは考えにくい」とみている。
「工場敷地内で過去に土壌・地下水が汚染していた」と14年後に県に相談 その後の検査では周辺の地下水などに基準超過なし 岡山・和気町
2010年の自主検査では、トリクロロエチレンが最大で土壌9.2mg/L、地下水39mg/Lと、いずれも当時の基準値(0.03mg/L)を大幅にオーバーしていました。2024年12月の自主検査では地下水で最大0.10mg/Lだったということです。
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――県の条例では、地下水ではなく工業用水を使うよう企業に求めることもできます。必要になればこうした権限も行使しますか。 地下水の低下傾向が明示されてきたときには検討する必要があるのではないか。条例に書かれている以上、必要ならば(権限は)使っていきます。ただ、地下水位が安定しているのであれば、企業や県民が持続的に使えている状態だと思う。
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