くしろ‐しつげん【釧路湿原】
北海道東部、釧路市から釧路町・標茶(しべちゃ)町・鶴居(つるい)村にかけて広がる泥炭性草原湿地。面積は約180平方キロメートルあり、サロベツ原野とともに日本最大級の湿原。周辺地域を含め湿原全域が...
くじ‐えんとうぶんすい【久地円筒分水】
川崎市高津区にある円筒分水。二ヶ領(にかりょう)用水の水を四つの地域へ分流するための設備。直径16メートルの鉄筋コンクリート製で、昭和16年(1941)完成。国登録有形文化財。
くじゅうくり‐へいや【九十九里平野】
千葉県東部、太平洋に臨む海岸平野。北の刑部(ぎょうぶ)岬から南の太東崎(たいとうざき)間約60キロメートル、幅6〜10キロメートルにわたって続く広大な地域。砂丘列と低湿地からなり、園芸農業が盛ん...
クタマク【Koutammakou】
アフリカ西部、トーゴの北部に広がるバタマリバ人の居住地域。タキエンタと呼ばれる泥で造られた塔状の家屋が立ち並ぶ。2004年「クタマク、バタマリバ人の土地」の名で世界遺産(文化遺産)に登録された。
くに【国/邦】
1 国家。また、その占めている地域。国土。「—の財政」「海の彼方の—」 2 地方。地域。「北の—」 3 古代から近世までの行政区画の一。大化の改新によって定められ、明治維新まで続いた。「駿河の—...
く‐ぶ【区部】
大都市のなかで区と呼ばれる地域。
くま【球磨】
熊本県南東部の郡。また、その一帯を占める地域名。宮崎・鹿児島両県に接する山間地。
くま‐そ【熊襲/熊曽】
上代の九州南部の地域名。
記紀などにみえる種族。九州南部に勢力を張り、勇猛で大和朝廷に反抗したが、景行天皇の皇子日本武尊(やまとたけるのみこと)に討たれたとされる。 [補説]「くま」は肥後の...
くみあい‐こくほ【組合国保】
国民健康保険のうち、地域の同業者によって組織される国民健康保険組合が保険者として運営しているもの。→市町村国保
クラ【(メラネシア)kula】
ニューギニア東端から、東北部の島々を結んで行われる儀礼的交換。時計回りの赤い貝の首飾りと、逆回りの白い貝の腕輪の交換が、広地域の交流の輪を形成する。