かさい‐せきうん【火災積雲】
山火事や噴火によって地表の空気が熱せられ、上昇することによって生じる積雲。これが成長しつづけると火災積乱雲となる。雲中に乱気流が発生し、地表面に突風が吹きつけ、火災の被害を拡大させる場合がある。...
か‐ざん【火山】
地下のマグマやその生成物が地表に噴出して生じた地形。マグマの性質により噴火の形式が異なり、形態もそれによって山状をなすなど多様。→活火山 →常時観測火山
かざん‐がん【火山岩】
マグマが地表または地表近くで固結してできた火成岩。急冷のため細粒の結晶やガラス質になるが、地下で成長した大きい結晶を含み、斑状組織を示すものが多い。噴出岩。
かざん‐ふんしゅつぶつ【火山噴出物】
火山活動によって地表に噴出する物質の総称。溶岩、火山灰、火山ガス、火山礫(かざんれき)、軽石など。
かせい‐かつどう【火成活動】
マグマが地表に噴出したり、地殻内に貫入したりすること。それに伴う諸現象を含めていう。火成作用。
か‐せん【河川】
地表をほぼ一定の流路をもって流れ、湖や海に注ぐ水の流れ。大小のかわ。「一級—」
かっ‐くう【滑空】
[名](スル) 1 航空機のエンジン停止状態や遅い回転状態での飛行、また、グライダーによる飛行にみられる、地表に対してある傾斜で降下する飛行状態。空中滑走。 2 空を滑るように飛行すること。鳥が...
カビール‐さばく【カビール砂漠】
《Kavir》イラン中北部に広がる砂漠。塩分を濃く含み、地表に塩の結晶が見られる。
かみ‐なり【雷】
《「神鳴り」の意》 1 電気を帯びた雲と雲との間、あるいは雲と地表との間に起こる放電現象。電光が見え、雷鳴が聞こえる。一般に強い風と雨を伴う。いかずち。なるかみ。「—が鳴る」「—に打たれる」《季...
かんらい【乾雷】
雨を伴わず、地表が乾燥した状態で生じる落雷。雲からの雨滴や氷の粒が地表に達する前に、蒸発または昇華する。山火事などの原因となる。ドライライトニング。