じ‐あたま【地頭】
1 大学などでの教育で与えられたのでない、その人本来の頭のよさ。一般に知識の多寡でなく、論理的思考力やコミュニケーション能力などをいう。「—がいい」「—を鍛える」 2 かつらなどをかぶらない、そ...
じ‐がしら【地頭】
1 能で、地謡(じうたい)の統率者。横2列に並んだ後列の中央に位置する。狂言の地謡にもある。 2 能の大鼓・小鼓の特殊な手配りの名称。舞の中で、テンポを速めるために用いられる。
じ‐とう【地頭】
1 平安末期、所領を中央の権門勢家に寄進し、在地にあって荘園管理に当たった荘官。 2 鎌倉幕府の職名。文治元年(1185)源頼朝が勅許を得て制度化。全国の荘園・公領に置かれ、土地の管理、租税の徴...
じとう‐うけ【地頭請け】
鎌倉時代、地頭が荘園・国衙(こくが)領の年貢を請け負うこと。地頭の年貢未進をめぐる紛争解決のため、荘園領主や国司が地頭に土地の管理を任せる代わりに一定額の年貢を請け負わせて収入の確保を図ったもの...
じとう‐しき【地頭職】
地頭としての職務およびそれに付随した権利・得分。