みさか‐とうげ【三坂峠】
愛媛県中部、松山市と上浮穴(かみうけな)郡久万(くま)高原町の境にある峠。標高720メートル。国道33号(土佐街道)の最高点で最大の難所。北側の三坂川(重信川水系)は瀬戸内海に、南側の久万川(仁...
みず‐からくり【水絡繰り/水機関】
水の落差を応用して人形を動かしたり、細い管から水を噴き出させたりする仕掛け。また、それを用いた見世物。江戸時代、大坂で考案された。《季 夏》「さびしさや—の水の音/白水郎」
みず‐ばなれ【水離れ/水放れ】
1 暖められて水が冷たくなくなること。「漸(ようや)く—のした茶釜の湯を」〈長塚・土〉 2 水面から離れること。また、水中から取り出すこと。「総じて鯉は—が大事ぢゃと申すに依って」〈虎寛狂・鱸庖...
みだれからくり【乱れからくり】
泡坂妻夫の長編小説。昭和52年(1977)発表。昭和53年(1978)、第31回日本推理作家協会賞受賞。
みっつのぼひょう【三つの墓標】
佐木隆三の長編小説。副題「小説坂本弁護士一家殺害事件」。平成14年(2002)刊。オウム真理教の信者らが平成元年(1989)に起こした事件を、取材に基づいて小説化した作品。
み‐つけ【見付/見附】
1 枡形(ますがた)をもつ城門の外側に面する部分。見張りの番兵を置いた。俗に江戸城には36見付があったといわれ、現在は四谷見付・赤坂見付などが呼称として残る。 2 建築で、部材の正面。また、その...
みどり‐がわ【緑川】
熊本県中央部を流れる川。緑川水系の本流。熊本・宮崎両県の県境にある向坂(むこうざか)山(標高1684メートル)付近に源を発して西流し、宇土(うと)半島基部北側で島原湾に注ぐ。長さ約76キロ。支流...
みなと【港】
東京都の区名。東京港に臨む。江戸時代は武家屋敷・寺社地。赤坂・芝・麻布(あざぶ)の旧3区が合併して成立。人口20.5万(2010)。
みなのがわ‐とうぞう【男女ノ川登三】
[1903〜1971]力士。第34代横綱。茨城県出身。本名、坂田供次郎。優勝2回。→第33代横綱武蔵山 →第35代横綱双葉山
みやけ‐ざか【三宅坂】
東京都千代田区南西部、内堀通りの桜田門から半蔵門に至る坂。また、その一帯の称。江戸時代に三河田原藩三宅氏の藩邸があり、明治中期から陸軍省が置かれた。 日本社会党または社会民主党のこと。昭...