じょう‐ぼう【条坊】
1 町の道すじ。まちすじ。 2 古代、都城の市街区画。平城京・平安京においては、朱雀(すざく)大路によって左京・右京に分け、南北に走る大路によりそれぞれを四坊に、東西に走る大路により九条に分け、...
ずべら‐ぼう【ずべら坊】
[名・形動] 1 「ずべら」に同じ。「—なやり方」 2 凹凸がなく、つるつるでのっぺりしていること。また、そのさまやそのようなもの。「—な(の)顔」
ずんべら‐ぼう【ずんべら坊】
[名・形動] 1 「ずべらぼう1」に同じ。「—な仕事ぶり」 2 「ずべらぼう2」に同じ。「赤ダコの胴体は…—の身体をしていた」〈高見・故旧忘れ得べき〉
せちべん‐ぼう【世知弁坊】
けちな人を卑しめていう語。けちんぼう。「般若寺(はんにゃじ)坂の大乞食ども、心みな—や文珠院」〈宗長手記〉
せん‐ぼう【先坊】
前の皇太子。前坊(ぜんぼう)。「—の御使ひにて東に下りにし」〈増鏡・春の別れ〉
ぜん‐ぼう【前坊】
「先坊」に同じ。「桐壺の帝の御弟、—と申し奉りしが」〈謡・野宮〉
そう‐ぼう【僧坊/僧房】
寺院内にある、僧の起居する建物。
そえだ‐あぜんぼう【添田唖蝉坊】
[1872〜1944]演歌師。神奈川の生まれ。本名、平吉。明治から大正にかけて、「ノンキ節」「ラッパ節」など世相風刺の演歌を自作自演し、人気を博した。
たちん‐ぼう【立ちん坊】
1 長い時間ずっと立ちつづけていること。立ちどおし。たちんぼ。「—で待ち続ける」 2 明治から大正のころ、道端に立っていて、通りがかりの車の後押しなどをして駄賃をもらった人。たちんぼ。
たろう‐ぼう【太郎坊】
昔、京都の愛宕山(あたごやま)・鞍馬山(くらまやま)や富士山などにすんでいたという大天狗の名。