すい‐しん【垂心】
三角形の各頂点から対辺に引いた3本の垂線の交点。
すい‐じゃく【垂迹】
《「すいしゃく」とも》仏語。仏・菩薩(ぼさつ)が人々を救うため、仮に日本の神の姿をとって現れること。「本地(ほんじ)—」→本地
すいじゃく‐が【垂迹画】
本地垂迹説に基づく絵画。春日曼荼羅(かすがまんだら)・熊野曼荼羅など、垂迹曼荼羅と称されるものが多い。
すい‐せん【垂線】
直線または平面と垂直に交わる直線。その交点を垂線の足(あし)という。垂直線。
すい‐ぜん【垂涎】
[名](スル)《「すいせん」とも》 1 食べたくてよだれを垂らすこと。 2 ある物を手に入れたいと熱望すること。「—の的」「人形の着物にばかり眼をつけてさっきからしきりに—している」〈谷崎・蓼喰...
すい‐そく【垂足】
垂線(すいせん)の足。→垂線
すい‐ちょく【垂直】
[名・形動] 1 まっすぐに垂れ下がること。また、そのさま。「—な線を引く」 2 水平面・地平面に対して直角の方向を示すこと。また、そのさま。「がけが—に切り立つ」 3 数学で、直線と直線、直線...
すいちょく‐あんていばん【垂直安定板】
航空機で、垂直尾翼の前部の固定部分。片揺れに対する安定と釣り合いを取るためのもの。
すいちょく‐いどう【垂直移動】
[名](スル) 1 垂直方向に移動すること。 2 遺伝子が生殖によって親から子の世代へ伝わること。垂直伝播(でんぱ)。→水平移動2
すいちょく‐かんせん【垂直感染】
妊婦が風疹(ふうしん)・B型肝炎・梅毒などにかかっている場合に、その病原微生物が胎盤を通じて、あるいは分娩の際に産道から、胎児に感染すること。母子感染。⇔水平感染。