かた‐どおり【型通り】
[名・形動]慣習として決まっている、ある一定の方式に、ただ従うこと。また、そのさま。「—のあいさつ」「—に式を進める」
型(かた)に嵌(は)ま・る
決まりきった形式や方法どおりのもので、個性や独創性がない。「—・ったあいさつ」
型(かた)に嵌(は)・める
個性や独創性を認めず、決まりきった形式や方法によらせる。「生徒を—・める教育」
かた‐ぬき【型抜き】
[名](スル)枠や型紙などを使って形を抜き取ること。また、その道具。「—クッキー」
型(かた)の如(ごと)く
慣例どおりに。「—来賓のあいさつがある」
かた‐ばん【型番】
製品の型式(かたしき)ごとにつけられる番号。型式番号。
かた‐へんかん【型変換】
⇒型キャスト
かた‐もの【型物】
1 型で作った陶器。 2 交趾焼(コーチやき)や古染付(こそめつけ)の香合(こうごう)のように、茶道具で一つの様式をなすもの。 3 演出や演技などが固定化している歌舞伎狂言。
かた‐やぶり【型破り】
[名・形動]一般的、常識的な型や方法にはまらないこと。また、そのようなやり方であるさま。「—な新人」「—の祝辞」
かた‐ゆうぜん【型友禅】
型紙を用い、糊(のり)に染料を混ぜた写し糊で模様を染め出す友禅染。明治時代に始められ、以後量産品となる。