こう‐き【鴻基/洪基】
大きな事業の基礎。大業のもとい。「邦家の経緯、王化の—なり」〈記・序〉
こうぎょう‐かがく【工業化学】
化学工業の基礎となる理論および操作を研究する化学。狭義の応用化学。
こうせい‐けいざいがく【厚生経済学】
社会の経済的厚生を分析の対象とし、経済政策の理論的基礎を明らかにしようとする経済学の一分野。創始者はピグーで、主著「厚生経済学」の題名に由来する。
こうせい‐ねんきん【厚生年金】
厚生年金保険法に基づき、定められた事業所の従業員に老齢年金・障害年金・遺族年金などを給付する政府管掌の社会保険制度。昭和61年(1986)の年金制度改正により、国民年金の基礎年金に上乗せして給付...
こうてき‐ねんきん【公的年金】
国その他の公的機関が社会保障制度の一環として行う年金制度の総称。厚生年金・国民年金・共済年金など。老齢・障害・死亡により年金が給付される。→私的年金 [補説]公的年金は一人一年金が原則で、老齢年...
こうとう‐ふつうきょういく【高等普通教育】
中等普通教育の基礎の上に行われる程度の高い普通教育。現在の高等学校、旧制の中学校・高等女学校および高等学校の普通教育をさす。
こうにほんぶんてん【広日本文典】
文法書。1冊。大槻文彦著。明治30年(1897)刊。文字編・単語編・文章編からなり、近代の国語文法の基礎となった。「言海」の巻頭の「語法指南」を改訂増補して単行本にしたもの。ほかに別記がある。
こうりてき‐ほうほう【公理的方法】
ある科学領域について、定められた公理系だけを基礎にして、演繹(えんえき)的に理論を構成していく方法。公理論。
こうりぶっか‐とうけい【小売物価統計】
国民の消費生活に必要な商品の小売価格やサービスの料金の動向の把握を目的とする、国の基幹統計。総務省が小売物価統計調査を行って作成する。 [補説]消費者物価指数の作成や消費生活に関する経済施策の基...
こうりょうし‐かいろ【光量子回路】
量子力学の原理を応用した回路の一。情報量の最小単位ビットを0か1かで表現する従来の方法に対し、量子力学的に重ね合わせの状態にある光子を用いた量子ビットを制御する。量子コンピューターの実用化に役立...