デラワール‐フォート【Derawar Fort】
パキスタン東部、パンジャブ州にある城塞。バハーワルプルの南方に広がるチョリスターン砂漠に位置する。18世紀後半、インドのジャイサルメルの王ラジャ=ラワル=シンにより、遊牧民からの襲撃に備えて建造...
デルベント【Derbent/Дербент】
ロシア連邦南西部、ダゲスタン共和国の都市。カフカス山脈の東端とカスピ海西岸の間に位置し、古くから中東と南ロシアの平原地帯を結ぶ交通の要衝として知られ、しばしば北方遊牧民の侵入が繰り返された。ササ...
とり‐の‐いわくすぶね【鳥の磐樟船】
上代の船の名。鳥のように速く、岩のように堅固な、クスノキでつくった船。
トリム‐じょう【トリム城】
《Trim Castle》アイルランド東部、ミース州の町、トリムにある城。アイルランドに侵入したノルマン人が12世紀に建てた木造の塔に起源する。一度破壊されたが、13世紀初めにジョン王により、ノ...
トーチカ【(ロシア)tochka】
《点の意》機関銃や砲などを備えた、コンクリート製の堅固な小型防御陣地。特火点(とっかてん)。
ドゥブロブニク【Dubrovnik】
クロアチア最南部のアドリア海に面した都市。13世紀に自治都市となり、15〜16世紀に最盛期を迎えた。堅固な城壁に囲まれた旧市街には、後期ゴシック、ルネサンスの両様式を取り入れた歴史的建造物が多く...
ナハル‐とりで【ナハル砦】
《Nakhl Fort》オマーン北部の町ナハルにある城砦(じょうさい)。イスラム以前に築かれ、その後も増改築が行われ、ナツメヤシ園の防備や地方知事の住居として利用された。堅固な城壁に囲まれ、六つ...
根(ね)を深(ふか)くし蔕(ほぞ)を固(かた)くす
《「老子」五九章から》根本を堅固にすることのたとえ。
始(はじ)めありて終(お)わりなし
《「晋書」劉聡載記から》最初は踏むべき道を踏んでいるが、最後まで全うしないこと。すなわち、事を始めたが成就しないこと。小人の志の堅固でないことをいう。
ハラビーエ【Halabiye】
シリア北部、ユーフラテス川中流沿いにある遺跡。3世紀、パルミラ王国時代に城塞が築かれ、6世紀に東ローマ帝国皇帝ユスティニアヌス1世によって、より堅固な要塞になった。対岸の下流約3キロメートルの地...