だ‐たい【堕胎】
[名](スル)胎児を人為的に流産させること。子をおろすこと。
だたい‐ざい【堕胎罪】
女性が自身の胎児を母体内で殺し、流産させる罪。刑法第212条が禁じ、1年以下の懲役に処せられる。 [補説]母体保護法が条件付きながら人工妊娠中絶を認めているため、本罪を禁じる法は事実上、空文化し...
だ‐てんし【堕天使】
キリスト教で、悪魔のこと。神の試練に堪えきれず下界に堕(お)とされた天使、特に、その首領ルシフェル。
だ‐らく【堕落】
[名](スル)《4が原義》 1 生活がくずれ、品行がいやしくなること。節操を失うこと。身をもちくずすこと。「酒がもとで—する」 2 物事がその本来あるべき正しい姿や価値を失うこと。「小説も—した...
だらくろん【堕落論】
坂口安吾による評論。昭和21年(1946)4月、雑誌「新潮」に発表。翌年刊行。敗戦直後の日本人に「生きよ堕ちよ」と語りかけ、精神の再構築を説いた。